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2022サン・ジョセフ・ルージュ・オフル(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
¥5,244
●生産者:ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション ●産地:フランス╱コート・デュ・ローヌ地方 ●格付:サン・ジョセフ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス シラー種100%。葡萄の樹齢は古いもので80年の花崗岩土壌で、エルミタージュの丘の南側にある「Mauves (モーヴ)」と「Tournon(トゥルノン)」の区画はタンニン、スパイス、パワーを与え、ストラクチャーや深みを生み出し、丘の北側にある「Serrières(セリエール)」の区画はエレガントさ、ピュアさ、透明感、凝縮感を与えています。テロワールの要素が良く出ていてバランスが良く、 白胡椒やハーブの香り、繊細で酸味が豊か、華やかで 飲みやすい仕上がりになっていますが、シャヴ氏は一般受けするような味わいにするのではなく、品種やテロワールの特徴を表現することを重視し、シラー種の青い野菜のような風味を大切にした造りを目指しています。 リリース当初は100%他の生産者の葡萄を使っていましたが、現在は100%ドメーヌの葡萄を使用しています。 【ジャン・ルイ・シャーヴ ~コート・デュ・ローヌ地方エルミタージュ~】 1481年に立ち上げられ、6世紀にわたってエルミタージュのワインを造り続けているこのドメーヌはモーヴの町に居を構えています。16代目現当主であるジャン ルイ シャヴ氏は温厚で真面目な性格で、畑での仕事を第一に考えています。所々に設置してある電灯の下に行かないとテイスティングコメントも書けないほどの漆黒と静寂に包まれた地下蔵から屈指のワインが生まれます。 エルミタージュに使われる葡萄の畑は合計28haで赤白共にいくつかの区画に分かれています。それぞれ土壌に違いがあり、ワインに与える要素も様々なので別々に醸造されます。畑はローヌ特有の急勾配な斜面にあり、様々な土壌の畑にマルサンヌ種、ルーサンヌ種、シラー種、グルナッシュ種が植えられています。収穫する時期は周辺の生産者と比べて遅く、葡萄が充分に熟すまで待ち、収量もかなり抑えて凝縮した葡萄のみ収穫します。白は8割は樽で残りはステンレスタンク、赤は樽のみで醸造され、18~24ヵ月間熟成されます。「エルミタージュはアサンブラージュのワインである」というジャン ルイ氏の信念に基づき、区画ごとに醸造されたワインは試飲が繰り返し行われ、最後に神業の如きアサンブラージュによって仕上げられます。 ~セレクション~ ジャン ルイ シャヴ氏の「ドメーヌでは偉大なワインを、ネゴシアンではおいしいワインを」という想いに基づきながら、ドメーヌワインと同じように造られています。葡萄を買ったり、ドメーヌで使わなかったワインを使ったりと、テロワールを活かしながらもリーズナブルで飲みやすいワインを目指しています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022クローズ・エルミタージュ・ルージュ・シレーヌ(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
¥4,766
●生産者:ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション ●産地:フランス╱コート・デュ・ローヌ地方 ●格付:クローズ・エルミタージュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス シラー種100%。シレーヌとはギリシャ神話の酒の神「バッカス」の養父の名前が由来。葡萄の樹齢は5~25 年でエルミタージュの丘の斜面にある「Larnage(ラル ナージュ)」と「Gervans(ジュルヴァン)」の区画などに畑があります。しなやかでとろけるような果実旨味でシラー の柔らかい風味が特徴です。 【ジャン・ルイ・シャーヴ ~コート・デュ・ローヌ地方エルミタージュ~】 1481年に立ち上げられ、6世紀にわたってエルミタージュのワインを造り続けているこのドメーヌはモーヴの町に居を構えています。16代目現当主であるジャン ルイ シャヴ氏は温厚で真面目な性格で、畑での仕事を第一に考えています。所々に設置してある電灯の下に行かないとテイスティングコメントも書けないほどの漆黒と静寂に包まれた地下蔵から屈指のワインが生まれます。 エルミタージュに使われる葡萄の畑は合計28haで赤白共にいくつかの区画に分かれています。それぞれ土壌に違いがあり、ワインに与える要素も様々なので別々に醸造されます。畑はローヌ特有の急勾配な斜面にあり、様々な土壌の畑にマルサンヌ種、ルーサンヌ種、シラー種、グルナッシュ種が植えられています。収穫する時期は周辺の生産者と比べて遅く、葡萄が充分に熟すまで待ち、収量もかなり抑えて凝縮した葡萄のみ収穫します。白は8割は樽で残りはステンレスタンク、赤は樽のみで醸造され、18~24ヵ月間熟成されます。「エルミタージュはアサンブラージュのワインである」というジャン ルイ氏の信念に基づき、区画ごとに醸造されたワインは試飲が繰り返し行われ、最後に神業の如きアサンブラージュによって仕上げられます。 ~セレクション~ ジャン ルイ シャヴ氏の「ドメーヌでは偉大なワインを、ネゴシアンではおいしいワインを」という想いに基づきながら、ドメーヌワインと同じように造られています。葡萄を買ったり、ドメーヌで使わなかったワインを使ったりと、テロワールを活かしながらもリーズナブルで飲みやすいワインを目指しています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2020エルミタージュ・ファルコネ(ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション)
¥11,440
●生産者:ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクション ●産地:フランス╱コート・デュ・ローヌ地方 ●格付:エルミタージュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス シラー種100%。名前の由来は昔の親戚の名前。樹齢10~60年でエルミタージュの丘の麓にある、小石が多い粘土質土壌の「Diognières(ディオグニエール)」はスパイシーさを、砂と石灰質が多い粘土質土壌の「Péleat (ペレア)」は繊細さを、円石土壌の「Greffieux(グレ フュー)」はフレッシュさをそれぞれ表現する。白胡椒の香り、フルーティでドメーヌ物より早いうちから飲める造りになっていますが、複雑さと凝縮さもしっかりあります。 【ジャン・ルイ・シャーヴ ~コート・デュ・ローヌ地方エルミタージュ~】 1481年に立ち上げられ、6世紀にわたってエルミタージュのワインを造り続けているこのドメーヌはモーヴの町に居を構えています。16代目現当主であるジャン ルイ シャヴ氏は温厚で真面目な性格で、畑での仕事を第一に考えています。所々に設置してある電灯の下に行かないとテイスティングコメントも書けないほどの漆黒と静寂に包まれた地下蔵から屈指のワインが生まれます。 エルミタージュに使われる葡萄の畑は合計28haで赤白共にいくつかの区画に分かれています。それぞれ土壌に違いがあり、ワインに与える要素も様々なので別々に醸造されます。畑はローヌ特有の急勾配な斜面にあり、様々な土壌の畑にマルサンヌ種、ルーサンヌ種、シラー種、グルナッシュ種が植えられています。収穫する時期は周辺の生産者と比べて遅く、葡萄が充分に熟すまで待ち、収量もかなり抑えて凝縮した葡萄のみ収穫します。白は8割は樽で残りはステンレスタンク、赤は樽のみで醸造され、18~24ヵ月間熟成されます。「エルミタージュはアサンブラージュのワインである」というジャン ルイ氏の信念に基づき、区画ごとに醸造されたワインは試飲が繰り返し行われ、最後に神業の如きアサンブラージュによって仕上げられます。 ~セレクション~ ジャン ルイ シャヴ氏の「ドメーヌでは偉大なワインを、ネゴシアンではおいしいワインを」という想いに基づきながら、ドメーヌワインと同じように造られています。葡萄を買ったり、ドメーヌで使わなかったワインを使ったりと、テロワールを活かしながらもリーズナブルで飲みやすいワインを目指しています。 ~ドメーヌによる2020ヴィンテージに対するコメント~ 2020年はブルゴーニュ同様、春から暑く乾燥した天候が続いて葡萄の成長も早熟だったので8月末に収穫した。乾燥で収穫量は多くはなかったが、葡萄はとても成熟し、同時にフレッシュさも残っていたので、完成したワインからは暑さや重たさはあまり感じられない。力強さとエレガンス、繊細さとフレッシュさの全てが揃っており、正にグレードなヴィンテージと言えるだろう。白は華やかでフローラルな香り、パワフルながらもフレッシュで甘さと酸味のバランスが素晴らしい。赤は凝縮した甘い香り、リッチながらもフレッシュさがあり、酸味とタンニンのハーモニーも取れていて複雑さも感じられる。余韻もとても長くアフターにミントのような涼しさも感じられる。今でも飲むことはできるが、やはり熟成させてから楽しみたい。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022リースリング・ベブレンハイム(トラペ)
¥3,960
●産地:フランス╱アルザス地方 ●格付:アルザス ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス リースリング種100%。特級のゾンネングランツの下のベブレンハイムに畑があり、面積は約1.5haになります。畑の土壌は粘土が少なく、堆積岩が砂に変わった砂質土壌で熱を吸収しやすく、畑が暑いので成熟しやすい特徴があります。僅か2キロしか離れていないショーネンブールの区画より8~10日も早く収穫が行われます。果実味豊かでリースリング特有の酸が素晴らしく、オイリーで濃厚な味わいに引き締まりを与えています。トラペのリースリングは繊細な魚料理や熟したフルーツ、リースリングのワインを使ったコッコ オー ヴァンなどと相性が良いです。 【トラペ ~アルザス地方~】 ジャン ルイ トラペ氏の妻であるアンドレ トラペ女史がアルザスのワイン生産者の娘だった為、2002年からアルザスでのワイン生産も引き継いでおり、現在約6haの畑を所有しています。ブルゴーニュと同じく、こちらもビオディナミを採用しており、手摘みで収穫、選別して空圧式圧搾機でプレスした後、果汁を冷やして不純物を沈殿させて取り除き、タンクに移してアルコール醗酵を行います。その後、アルザス地方独特の楕円形の樽で10~12ヵ月熟成させます。 *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2016シャトー・レストリーユ・キャップ・マルタン・ルージュ(ボルドー・スーペリュール)
¥2,640
●生産者:シャトー・レストリーユ ●産地:フランス╱ボルドー地方 ●格付:ボルドー・スーペリュール ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス メルロー種90%、カベルネ ソーヴィニヨン種10%。平均樹齢は約25年で果実の風味と丸みを表現するために醗酵はステンレスタンクで、醗酵温度は27~29℃にコントロールし、短い時間のルモンタージュを繰り返し行い、21日間浸漬させます。2~3年樽で12ヵ月間寝かせ、4ヵ月間タンクで寝かせます。カベルネの力強さをメルローのふっくらした味わいが包みこみ、エレガントなタンニンのある、肉厚で風味豊かなワインで、樽熟成がワインの質を色濃く強調させます。 【シャトー・レストリーユ ~ボルドー地方アントル・ドゥー・メール~】 このシャトーの現当主であるエステル ルマージュ女史のルマージュ家は、19世紀の終わり頃から伝統的な葡萄栽培者としてサンジェルマン デュ ピュシュ村で代々続いています。彼らは情熱を持って葡萄栽培に取り組み、環境を尊重してテロワールを表現することを常に考え、最高の葡萄を収穫する為に努力しています。その結果、各アペラシオンで素晴らしいワインが出来上がっています。栽培、醸造等の作業は娘のエステル女史が担当しています。 葡萄の木の平均樹齢は約20年で赤はメルロー種とカベルネ ソーヴィニヨン種、白はソーヴィニヨン ブラン種、ソーヴィニヨン グリ種、セミヨン種、ムスカデル種などボルドーの伝統的な品種が植えられています。土壌は泥粘土土壌と砂質土壌で葡萄栽培は環境を尊重してリュット レゾネ(減農薬農法)で行い、葡萄の木の列の間に草を生やして地中の微生物活動を促進して畑を活性化させたり、除葉することで日当たりと風通しを良くして健康で優良な葡萄を収穫し、さらに収穫量を制限することでクオリティを向上させています。 醸造は葡萄を尊重し、アロマと個性を表現させる為に細心の注意を払って行われます。赤ワインの醗酵は区画、樹齢、品種にもよりますが破砕した後にステンレスタンクで25~30℃で約1週間行われ、その後、5日~3週間浸漬させます。熟成は1年間、樽やステンレスタンクで行われ、タンク熟成のワインの方がタニックで骨格がしっかりしており、早くから飲める傾向があります。また、熟成にはワインが空気と触れることも重要でタンク熟成の場合は2~3ヵ月に1回澱引きして空気に触れさせますが、樽熟成の場合は樫の木の孔から極微量の空気の出入りがあるので、澱引きは年にもよりますが年0~3回に留められます。白は各品種ごと、区画ごとに別々に醸造され、11~13℃という低温で約3週間かけてじっくり醗酵させます。 *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・シュル・リー(デ・オー・ペミヨン)
¥2,640
●生産者:デ・オー・ペミヨン ●産地:フランス╱ロワール地方 ●格付:ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ ●容量:750ml ●タイプ:白・辛口 ●インポーター:株式会社フィネス ムスカデ種100%。これまで販売していたムスカデとは異なる樹齢70年以上の古木畑の葡萄を使用。タンクでの澱上熟成期間もより長いキュヴェになり、今回は2019年物と2022年物を入荷しました。2019年物は白い花や洋梨の香り、キレのある酸味と透明感のあるバランス良い旨味、爽やかでスッキリとした飲み心地。2022年物は鉱物的な香り、ハツラツとした酸味と塩味を感じるミネラル感、凝縮感のある果実味でしっかりとした骨格も感じられ、余韻も長い味わいです。 【デ・オー・ペミヨン ~ロワール地方ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ~】 前当主ジョゼフ ドルーア氏から約22haの畑を引き継いだ息子のクリストフ ドルーア氏は、アサンブラージュを第一に考えたワイン造りを行っています。ムスカデの葡萄品種はもちろんMuscadetですが、別名をMelon de Bourgogne(ムロン ド ブルゴーニュ)と呼び、名前の通り元々はブルゴーニュ原産の白葡萄品種でしたが、ブルゴーニュ地方は気候的に寒くて育ちが悪かった為、大西洋からの海風の影響で暖かいこの地方で植えられるようになりました。 畑の仕立てはギュイヨ・ナント式と呼ばれ、片翼式のギュイヨ方式とほぼ同じです。葡萄の木の樹齢は50~70年の物が多く、凝縮した葡萄が収穫されます。土壌は区画によって多少違いがありますが、基本的に珪素粘土質になります。 収穫後、選別をしてから区画ごとに空圧式圧搾機でプレスします。毎年6~7つのキュヴェに分けて醸造し、9月から翌年の4月まで約8ヵ月間、澱の上で熟成させます。区画ごとにそれぞれフルーティ、コク、ミネラル、香りなどの特徴があり、アサンブラージュを何度も繰り返してワインは完成します。醸造タンクはガラスのタイルで出来たもので地中に造られており、温度が安定していて熟成するのに適した環境になっています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2019ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・シュル・リー(デ・オー・ペミヨン)
¥2,640
●生産者:デ・オー・ペミヨン ●産地:フランス╱ロワール地方 ●格付:ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ ●容量:750ml ●タイプ:白・辛口 ●インポーター:株式会社フィネス ムスカデ種100%。これまで販売していたムスカデとは異なる樹齢70年以上の古木畑の葡萄を使用。タンクでの澱上熟成期間もより長いキュヴェになり、今回は2019年物と2022年物を入荷しました。2019年物は白い花や洋梨の香り、キレのある酸味と透明感のあるバランス良い旨味、爽やかでスッキリとした飲み心地。2022年物は鉱物的な香り、ハツラツとした酸味と塩味を感じるミネラル感、凝縮感のある果実味でしっかりとした骨格も感じられ、余韻も長い味わいです。 【デ・オー・ペミヨン ~ロワール地方ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ~】 前当主ジョゼフ ドルーア氏から約22haの畑を引き継いだ息子のクリストフ ドルーア氏は、アサンブラージュを第一に考えたワイン造りを行っています。ムスカデの葡萄品種はもちろんMuscadetですが、別名をMelon de Bourgogne(ムロン ド ブルゴーニュ)と呼び、名前の通り元々はブルゴーニュ原産の白葡萄品種でしたが、ブルゴーニュ地方は気候的に寒くて育ちが悪かった為、大西洋からの海風の影響で暖かいこの地方で植えられるようになりました。 畑の仕立てはギュイヨ・ナント式と呼ばれ、片翼式のギュイヨ方式とほぼ同じです。葡萄の木の樹齢は50~70年の物が多く、凝縮した葡萄が収穫されます。土壌は区画によって多少違いがありますが、基本的に珪素粘土質になります。 収穫後、選別をしてから区画ごとに空圧式圧搾機でプレスします。毎年6~7つのキュヴェに分けて醸造し、9月から翌年の4月まで約8ヵ月間、澱の上で熟成させます。区画ごとにそれぞれフルーティ、コク、ミネラル、香りなどの特徴があり、アサンブラージュを何度も繰り返してワインは完成します。醸造タンクはガラスのタイルで出来たもので地中に造られており、温度が安定していて熟成するのに適した環境になっています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022クラシック・ブラン<ベルジュリー・ド・ロルチュ>(ド・ロルチュ)
¥3,080
●生産者:ド・ロルチュ ●産地:フランス╱ラングドック地方 ●格付:ヴァン・ド・フランス ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス 葡萄品種はシャルドネ種、ソーヴィニヨン ブラン種、ヴィオニエ種、ルーサンヌ種などが使われますが、年によって比率が変わります。沖積土と泥石灰質土壌、褐色土土壌で海抜120m、ほとんど傾斜のない畑です。ルーサンヌ種のみ果皮浸漬を行い、繊細でふくよかなアロマを引き出します。アルコール醗酵にはステンレスタンクを使い、17~18℃の低温で約8週間行います。熟成にもステンレスタンクを使い、樽には一切触れさせず、フレッシュなワインを目指しています。グレープフルーツやパイナップルのような爽やかな香りで、柑橘系の新鮮な果実味と酸味、コクが楽しめます。 【ド・ロルチュ ~ラングドック地方コトー・デュ・ラングドック~】 1970年代に当時はまだ農業技師であったジャン オルリヤック氏がモンペリエ近くのロルチュとピク サン ルーという2つの丘の間を開墾しました。第2次世界大戦後、放置され荒れ放題だったこの土地の気候風土に、良いラングドックのワインが造れるであろうと感じたジャン氏は畑、住居、醸造所などをゼロから造り上げて葡萄栽培に臨みました。 白亜紀の隆起現象によって出来た2つの丘に守られるような場所にある畑は、降水量がやや多く涼しい地中海性気候に分類されます。畑の広さは60haにも及び、南向きの日当たりの良い、ロルチュの丘側の斜面の区画にはムールヴェードル、北向きのピク サン ルーの丘側の斜面の区画にはシラー、その間の平地の区画にはグルナッシュや白品種のシャルドネやソーヴィニヨン ブラン、ルーサンヌなどが植えられています。 醸造所に運ばれて除梗された葡萄は品種ごとに分けて醸造され、最後にアサンブラージュされます。「GRANDE CUVEE」は樽熟成で深みやエレガントさを与え、「CLASSIQUE」については一貫してステンレスタンクで醸造が行われ、フレッシュで爽快感のあるワインに仕上がります。また、各ワインの葡萄品種の使用割合については毎年葡萄の出来具合によって変わります。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ(メオ・カミュゼ)
¥57,200
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。クロ ド ヴジョ城に隣接する場所に約3haの広さを所有しています。樹齢が90年近くになるものが全体の40%もあり、その他も1960年代に植えられたものなど、古木が大多数を占めます。土の深さは40㎝程しかなく、葡萄の根はその下にある母岩を突き抜けて伸びており、様々な要素を土壌から吸収しています。繊細さと複雑さを兼ね添え、とても余韻が長くエレガントなワインです。 2021年は、最初は控えめな香りだが次第にサクランボやアーモンドクリーム、植物系の香りなど様々なアロマが余すことなく広がってくる。それに反して味わいは最初からたっぷりとしていて肉厚、とても滑らかで舌全体を覆うような旨味が広がる。素晴らしいクオリティのタンニンと共に余韻が長く続く。力強く深みもあるがデリケートさも兼ね備えている。2024年から飲み始めてもいいし、10年くらい寝かせても良い熟成をするだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は2月から3月に掛けての気温はとても高く、早くも葡萄畑が活動し始めた。ただ、この早熟傾向が仇となり、4月6~8日にかけての霜で多くの畑に被害が出てしまった。場所によって差はあるものの、2016年を上回るような大きな被害があり、いくつかのアペラシオンではワインが造れないほどになってしまった。5月は雨が多かったが、6月は反対に夏のような天候で葡萄の成長は爆発的に進んだ。6月末には再び雨が多くなり、7月には嵐も訪れた。その影響でベト病やウドンコ病のリスクが出始めたが、8月や9月の天候は比較的穏やかで収穫は9月20日頃から開始した。葡萄の成熟状態は全体的にまとまっており、腐敗などもそこまで広がらなかったので選別はしっかりできた。収穫量は非常に少なく、収穫にも時間は掛からなかった。霜の影響と雨が多かったことで自然糖度は12.4度と前年よりも低く、葡萄の房も大きかったのでジュースの比率が高く色調は近年では淡いほうで醸造段階でも2021年は柔らかく分かりやすいということが垣間見えた。クラシックなヴィンテージという言葉を選ぶ要素はいくつもあり、繊細さは30年前のブルゴーニュを彷彿させるようだ。しかしながら寒かった年というわけではなく、葡萄の成熟はしっかりしていた。2018年から3年続いた暑く凝縮したヴィンテージは2021年で一旦終わり、ワインの重たさが少し気掛かりな2018~2020年だが2021年にはその心配はない。2021年に類似するようなヴィンテージと言えば2007年は同じような側面があるし、1992年、2017年も少し似ているだろうか。2021年は輝かしいグレートなヴィンテージではないかもしれないが、優しくてとても分かりやすい、早くから楽しめるヴィンテージになっている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021ブルゴーニュ・アリゴテ(マルキ・ダンジェルヴィル)
¥6,674
●生産者:マルキ・ダンジェルヴィル ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:ブルゴーニュ ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス アリゴテ種100%。畑の広さは約0.2haで「En Monpoulain(アン モンプレン)」という区画にあります。葡萄の樹齢は約20年で、鉱物的なミネラルが豊富でスッキリしており、果実味と酸味のバランスもよく、アリゴテ種独特の香味豊かなワインです。 【マルキ・ダンジェルヴィル ~ブルゴーニュ地方ヴォルネイ村~】 約200年に渡り、ヴォルネーでワイン造りを続けている当ドメーヌ。1906年からINAO(フランス原産地呼称統制協会)の創立メンバーの1人であるマルキ ダンジェルヴィル氏がドメーヌの仕事を引き継ぎ、フィロキセラの被害にあった葡萄畑の再建に尽力しました。1952年には息子のジャック ダンジェルヴィル氏(現当主ギョーム ダンジェルヴィル氏の父親)がドメーヌを継ぎ、父同様に品質を重視したワイン造りを続け、また様々なワイン関連機関の設立に貢献しました。ジャック氏の他界後、2003年から息子のギョーム氏がドメーヌを引き継ぎ、ジャック氏と15年間共に仕事をしてきた農業技師であるルノー ド ヴィレット氏の助力を借りながらワイン造りを行っていましたが、ヴィレット氏が定年退職したために現在は2005年から当ドメーヌで畑と醸造管理を手伝っているフランソワ デュヴィヴィエ氏と共にワイン造りを行っています。 ドメーヌの「偉大なワインは葡萄の収量を制限した収穫から生まれる」という理念に基づき、1株につき6房に抑えて凝縮した質の高い葡萄を作っています。現在は約15haの畑を所有し、丁寧に耕作されている排水の良い石灰泥灰土壌にたくさんの古木が地中深くにまで根を下ろして、様々な要素を葡萄に与えています。2006年ヴィンテージから毎年25%の割合でビオディナミに移行しており、2009年ヴィンテージからすべてビオディナミによる造りになりました。 収穫は全て手摘みで除梗も100%行われます。醗酵前に低温で果皮浸漬を行い、温度管理がしやすく外気との遮断が容易という理由からアルコール醗酵は木製の開放桶で約14日間行います。熟成は228ℓの樫樽で15~18ヵ月間行われ、年にもよりますが新樽比率は約25%になります。また、白において2006年から醸造方法をかなり変えていて、昔はステンレスタンクでアルコール醗酵を行ってから樽に移していましたが、今はアルコール醗酵から樽を使用をしています。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は4月6~8日の夜間に氷点下5度まで気温が下がって霜が降りてしまった。2016年同様大きな被害が出てしまったが、2016年は全ての葡萄の芽が出ていた4月末の霜害だったので、被害は畑の標高の低い村名とレジオナルに集中した。しかし、2021年の霜は少し時期が早くて村名やレジオナルの葡萄の芽はまだ少ししか出ておらず、被害は葡萄の芽が多く出ていた1級クラスに集中してしまった。夏場も雨が多く冷涼で8月に太陽は戻ってきたものの、9月はまた雨が降り出して収穫は9月20日に雨が降る中で行った。収穫した葡萄は糖度は高くないが適度に成熟しており、甘くチャーミングな香り、ミネラル豊かで柔らかい口当たり、2017年や2019年と同じく早くから楽しめるヴィンテージだが、そこに1本線が通ったきれいで繊細な味わいになっている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021ウィラメット・ヴァレー・ピノ・ノワール・ランサンブル(ニコラ・ジェイ)
¥14,080
●生産者:ニコラ・ジェイ ●産地:アメリカ合衆国╱オレゴン州 ●格付:ウィラメット・ヴァレー ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス 今までのウィラメット ヴァレー ピノ ノワールに新しく「L`Ensemble(ランサンブル)」というキュヴェ名を追加。フランス語で「調和」を意味する言葉で、葡萄畑の自然と醸造テクニックの調和を表現するためにこのキュヴェ名を付けました。基本的な醸造方法は変わりませんが、以前よりもシングル ヴィンヤードの比率が上がり、さらに収穫量を抑えてよりクオリティの高い洗練された葡萄を使用するようになりました。ウィラメット ヴァレーの8つのヴィンヤードの葡萄を区画ごとに別々に醸造して造られたワインのより良い樽を選抜して複雑さと深み、繊細さなどを表現できるように何度もブレンドを繰り返して完成させています。濃厚な黒い果実味と熟成のポテンシャルを感じさせるタンニン、複雑味もあり、価格は維持したままでより高品質のワインを造ることにチャレンジしています。 【ニコラ・ジェイ ~アメリカ合衆国オレゴン州ウィラメット・ヴァレー~】 ジャン ニコラ メオ氏はブルゴーニュ地方ヴォーヌ ロマネ村の「DOMAINE MÉO-CAMUZET」の3代目当主。師匠であるアンリ ジャイエ氏の教えを受け継ぎながら素晴らしいワインを造り続けています。ジャン ニコラ氏はパリ生まれの都会人で元々はワイン造りではなく経済学などを学んでいました。アメリカにも留学していた時期があり、その時に将来「NICOLAS-JAY」の共同経営者となるジェイ ボバーグ氏との出会いがワイン造りへ情熱を注ぐきっかけとなりました。 ジェイ ボバーグ氏はデジタル音楽配信会社の社長で様々なミュージシャンを育て、世に送り出してきました。 同時にブルゴーニュの「シュヴァリエ デュ タスト ヴァン」の会員でもあり音楽同様にワインも深く愛し、1983年からオレゴンのワインを飲み続けてその可能性を探ってきました。2011年にウィラメット ヴァレーを訪れた際、この地域が持つ類稀なるポテンシャルに惹かれ、ジャン ニコラ 氏と共にワイン造りを始める決意を固めました。 トレーシー ケンダル女史は米国の太平洋岸北西部生まれ。ワシントン大学で公衆衛生や人類学について学び、ブラジルのスラム街でのボランティア活動を通して様々な経験をしました。その後、カリフォルニア大学でワイン醸造と葡萄栽培の修士号を取得。アメリカを始めオーストラリアやニュージーランドの生産者の元でワイン造りの修業をし、2014年にジャン ニコラ氏とジェイ ボ バーグ氏と出会い、彼女の人生は大きな転機を迎えることになります。 経済学を学ぶためにアメリカに留学中だったジャン ニコラ氏のクラスメイトにジェイ ボバーグ 氏の妹が居たことが2人の出会いのきっかけでした。彼らはすぐに意気投合してお互いワインへ 情熱を傾けることになり、ジャン ニコラ氏はヴォーヌ ロマネに戻ってドメーヌを継ぎました。オレゴンのウィラメット ヴァレーの気候風土がブルゴーニュに共通するものを持っていると感じ、オレゴンワインの将来に興味を抱くようになりました。2012年、長年オレゴンワインの可能性を探っていたジェイ ボバーグ氏からウィラメット ヴァレーでのワイン造りの話を持ちかけられ、ジャン ニコラ氏はヴォーヌ ロマネで培った知識と経験をオレゴンのピノ ノワールに注ぐことを決意。そしてアメリカを始め様々な地域でワイン造りを経験し、ジャン ニコラ氏&ジェイ ボバーグ氏と同じ情熱と精神を持つトレーシー ケンダル女史がチームに加わり、「Nicolas-Jay」は完成しました。 ジャン ニコラ氏とジェイ ボバーグ氏は畑を購入するにあたってウィラメット ヴァレーの200の葡萄畑を訪れて試飲を重ね、2人が1番おいしいと感じたワインが偶然一致。それが現在所有する「Yamhill-Carlton AVA(ヤムヒル カールトン)」にある「Bishop Creek(ビショップ クリーク)」の畑で造られたワインでした。彼らはそこに約5.5haの畑を購入し、1990年頃に植えられた葡萄を引き継いでオレゴンでのワイン造りをスタートさせました。所有畑は標高80~120mの南西向きの斜面に位置し、土壌は花崗岩で粘土や石がほとんどなく、気候もブルゴーニュより安定しているので病気や花ぶるいが起こることはあまりなく、比較的安定した収穫量とクオリティが望めます。 ワイン造りはジャン ニコラ氏の指導の下、トレーシー ケンダル女史が中心となって伝統的なブ ルゴーニュの手法で行われています。手摘みでの収穫後は葡萄が潰れないように小さな容器に入れて醸造所まで運び、必要に応じて選別を行います。5日間の低温浸漬後にステンレスタンクで14日間アルコール醗酵を行い、あまりタニックで重いワインにならないように櫂入れはせず液循環のみを実施。圧搾も軽めに抑えてシルクのように滑らかな舌触りになるよう努めています。その後、フレンチオークで15ヵ月間熟成させてワインに厚みや深みを与え、フィルターとコラージュは行わずに瓶詰されます。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は前年の冬から暖かく乾燥していて、春になると冷涼で雨が降る日が多くなったが葡萄の開花期は順調に過ぎた。6月には気温が45℃を超えるようなヒートドームが発生したが、幸いにも葡萄にそれほど影響を及ぼす時期ではなかったのでそこまで被害は出なかった。8月には気温も落ち着きを取り戻したので葡萄はゆっくり成熟することができ、9月初旬にシャルドネ、9月下旬にピノ ノワールを収穫。収穫量は多く、適度な糖度と酸味で葡萄の状態は素晴らしく、柔らかくスパイシーな果実味と滑らかな舌触り、緊張感もあり余韻がとても長い。2020年が山火事の影響でワインが造れなかったが、その翌年にこれほど素晴らしい出来になったことに感謝している。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021ニュイ・サン・ジョルジュ(メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
¥13,346
SOLD OUT
●生産者:メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:ヴィラージュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。ヴォーヌ ロマネのアペラシオンに隣接する「Au Bas de Combe(オー バ ド コンブ)」に約0.6haの区画を所有。東南東向きの緩やかな斜面の畑で葡萄の木の樹齢は約50年です。古木が多いために段階的に植え替えを行っており、その穴を埋めるために買い葡萄も使っているので2013年からネゴシアンラベルになっています。カシスのような黒い果実のアロマ、フレッシュさと豊かな果実味のバランスが良く、リッチでとてもきれいな口当たり。どちらかと言うとニュイ サン ジョルジュよりもヴォーヌ ロマネに近い印象の味わいです。 2021年は、所有畑の「Bas de Combe(バ ド コンブ)」をベースに「Les Grandes Vignes(レ グランド ヴィーニュ)」と「Aux Lavières(オー ラヴィエール)」を混ぜている。抜栓するとすぐにイチゴジャムやサクランボ、牡丹の花のような魅惑的な香りが感じられ、微かに樽のニュアンスも感じられるが十分ワインに溶け込んでおり、ロースト香がさらに香りに複雑さを与えている。心地良い口当たりに果肉を噛んだような果実味と気品のあるタンニン、ヴィラージュ物だが複雑さもあって優しく滑らかな舌触り、アフターはスパイシーでスモークした印象も感じられてとても長い。香り、味ともに素晴らしい状態で今でも飲めるような仕上がり。5年くらい熟成させればもっと良くなるだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~フレール・エ・スール~ 1級畑のワインは畑作業、醸造全てをドメーヌが行い、ヴィラージュのワインはお互いを理解しあえる生産者を選び、夏季剪定から醸造までをドメーヌのスタッフが行います。ブルゴーニュ ルージュとブルゴーニュ ブランは良質の葡萄を作るいくつかの生産者と業務提携を結び、葡萄または葡萄果汁を購入してドメーヌで醸造し、最後に1つのキュヴェにまとめるので、アサンブラージュの腕が光っています。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は2月から3月に掛けての気温はとても高く、早くも葡萄畑が活動し始めた。ただ、この早熟傾向が仇となり、4月6~8日にかけての霜で多くの畑に被害が出てしまった。場所によって差はあるものの、2016年を上回るような大きな被害があり、いくつかのアペラシオンではワインが造れないほどになってしまった。5月は雨が多かったが、6月は反対に夏のような天候で葡萄の成長は爆発的に進んだ。6月末には再び雨が多くなり、7月には嵐も訪れた。その影響でベト病やウドンコ病のリスクが出始めたが、8月や9月の天候は比較的穏やかで収穫は9月20日頃から開始した。葡萄の成熟状態は全体的にまとまっており、腐敗などもそこまで広がらなかったので選別はしっかりできた。収穫量は非常に少なく、収穫にも時間は掛からなかった。霜の影響と雨が多かったことで自然糖度は12.4度と前年よりも低く、葡萄の房も大きかったのでジュースの比率が高く色調は近年では淡いほうで醸造段階でも2021年は柔らかく分かりやすいということが垣間見えた。クラシックなヴィンテージという言葉を選ぶ要素はいくつもあり、繊細さは30年前のブルゴーニュを彷彿させるようだ。しかしながら寒かった年というわけではなく、葡萄の成熟はしっかりしていた。2018年から3年続いた暑く凝縮したヴィンテージは2021年で一旦終わり、ワインの重たさが少し気掛かりな2018~2020年だが2021年にはその心配はない。2021年に類似するようなヴィンテージと言えば2007年は同じような側面があるし、1992年、2017年も少し似ているだろうか。2021年は輝かしいグレートなヴィンテージではないかもしれないが、優しくてとても分かりやすい、早くから楽しめるヴィンテージになっている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2012ムルソー1級レ・カイユレ(シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ)
¥14,300
SOLD OUT
●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス シャルドネ種100%。ヴォルネイとムルソーの境界線にある見晴らしの良い区画で、粘土質土壌の畑には大小たくさんの石灰岩が散らばっています。所有する畑の広さは約0.082haと非常に狭く、葡萄の木は1984~1985年に植えられました。土壌由来の鉱物的なミネラルと凝縮した酸味を豊富に含み、最初はやや固さもありますが直線的で余韻の長い、非常に高いポテンシャルを秘めたワインです。10年くらいで酸も丸くなってきて良い熟成感を醸し出してきます。 【シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ ~ブルゴーニュ地方ムルソー村~】 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日3回櫂入れをしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2011ムルソー1級レ・カイユレ(シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ)
¥14,300
SOLD OUT
●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス シャルドネ種100%。ヴォルネイとムルソーの境界線にある見晴らしの良い区画で、粘土質土壌の畑には大小たくさんの石灰岩が散らばっています。所有する畑の広さは約0.082haと非常に狭く、葡萄の木は1984~1985年に植えられました。土壌由来の鉱物的なミネラルと凝縮した酸味を豊富に含み、最初はやや固さもありますが直線的で余韻の長い、非常に高いポテンシャルを秘めたワインです。10年くらいで酸も丸くなってきて良い熟成感を醸し出してきます。 【シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ ~ブルゴーニュ地方ムルソー村~】 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日3回櫂入れをしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2009ムルソー1級レ・カイユレ(シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ)
¥14,300
SOLD OUT
●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス シャルドネ種100%。ヴォルネイとムルソーの境界線にある見晴らしの良い区画で、粘土質土壌の畑には大小たくさんの石灰岩が散らばっています。所有する畑の広さは約0.082haと非常に狭く、葡萄の木は1984~1985年に植えられました。土壌由来の鉱物的なミネラルと凝縮した酸味を豊富に含み、最初はやや固さもありますが直線的で余韻の長い、非常に高いポテンシャルを秘めたワインです。10年くらいで酸も丸くなってきて良い熟成感を醸し出してきます。 【シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ ~ブルゴーニュ地方ムルソー村~】 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日3回櫂入れをしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2008ムルソー1級レ・カイユレ(シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ)
¥14,300
SOLD OUT
●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス シャルドネ種100%。ヴォルネイとムルソーの境界線にある見晴らしの良い区画で、粘土質土壌の畑には大小たくさんの石灰岩が散らばっています。所有する畑の広さは約0.082haと非常に狭く、葡萄の木は1984~1985年に植えられました。土壌由来の鉱物的なミネラルと凝縮した酸味を豊富に含み、最初はやや固さもありますが直線的で余韻の長い、非常に高いポテンシャルを秘めたワインです。10年くらいで酸も丸くなってきて良い熟成感を醸し出してきます。 【シャトー・ド・ラ・ヴェル/ベルトラン・ダルヴィオ ~ブルゴーニュ地方ムルソー村~】 県の重要文化財に指定されているシャトー ド ラ ヴェルを所有するダルヴィオ家は1789年に起こったフランス革命以前から葡萄栽培を行っており、現在で9世代目になる生産者です。現当主のベルトラン ダルヴィオ氏の温厚な性格と畑への情熱がワインにも表現されていて、1997年にはフランス大統領晩餐会公式ワインに選ばれました。また、「Vigneron Independent(ヴィニュロン アンデパンダント)」という葡萄栽培農家組合のコート ドール県の会長も務めています。 畑はほとんどが粘土石灰質土壌で環境保護を考えて15年以上も前からリュット レゾネ(減農薬農法)を採用していて、1株の房数も白は6房、赤は5房に制限し、収穫も全て手摘みで行なわれます。畑に雑草を生やし、地中の生物の活動を促進して畑を活性化させること(畑に雑草がある状態で畑を耕すと根に酸素がしっかり行きわたり、葡萄の木に散布した農薬も地中に染み込まずに雑草がクッションになる)も今でこそよく見かける光景ですが、このドメーヌでは10年以上前の当時は馬鹿げた行為と言われていた頃から行なっています。 除梗100%で醗酵は赤はコンクリートタンク、白はステンレスタンク及び樫樽を使い、熟成は赤白ともに樫樽を使用します。赤はアルコール醗酵を最高温度32℃で10~14日間行い、1日3回櫂入れをしてピノ ノワールの色調とアロマを引き出します。その後、プレスして澱引きをしてから樽に移されます。白はプレスした後、醗酵前澱引きをしてから樽に入れて20℃を超えない温度でアルコール醗酵を行います。定期的にバトナージュ(攪拌)を行って澱や酵母の旨味を引き出し、ワインに厚みを与えます。また、葡萄の風味を損なわないように新樽率は常時20%以下に抑えています。樽から樽へワインを移すときもポンプは使わず、重力を利用してワインに負担を掛けないようにしています。樽熟成は白は10ヵ月間、赤は12~14ヵ月間行っています。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(メゾン・アンリ・グージュ)
¥8,580
●生産者:アンリ・グージュ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。ニュイ サン ジョルジュから少し南下した所にある「Les Grandes Vignes(レ グランド ヴィーニュ)」という石がたくさん散らばる茶色い石灰質土壌の畑で新樽約20%で醸造しています。色調は比較的明るく、甘い果実味とスパイシーな酸味、タンニンも穏やかでアンリ グージュのワインとしては薄旨系の味わいになります。 【アンリ・グージュ ~ブルゴーニュ地方ニュイ・サン・ジョルジュ村~】 第一次世界大戦後、父親より9haの畑を譲り受けたアンリ グージュ氏は1925年にドメーヌを設立し、マルキ ダンジェルヴィル氏やアルマン ルソー氏らと共にその時代に蔓延していた粗悪なブルゴーニュワインを無くす為にINAOを設立し、区画やクラスを決める際、自分たちの畑があるニュイ サン ジョルジュとヴォルネーには自己贔屓をしないようにグラン クリュを設定しませんでした。アンリ氏の孫のピエール氏、クリスチャン氏がそれぞれ畑と醸造を担当してドメーヌを運営していましたが、ピエール氏が定年を迎えたため、現在はその息子のグレゴリー氏が中心となって、ニュイ サン ジョルジュのみ15haの畑でワイン造りを行っています。 昔からコート ドールの傾斜が急な畑では、雨が降った後に土が流れてしまうという問題がありました。これに対し、ピエール氏は1975年に葡萄の木の列の間に芝生を植える方法を生み出しました。これは降雨後の土地の侵食を防ぐだけでなく、雑草が生えるのを抑える働きもありました。また、丈の高い雑草が生えない為に畑の通気が良く、カビの発生を抑制する効果もありました。さらに、芝生があることで葡萄の根は横ではなく下に向かって伸びるため、地中深くの養分を吸収することができ、結果としてテロワールを明確に表現することができました。また、徐々に畑をビオロジック(有機栽培)に変えてきていて、2008年から100%ビオロジックになりました。 畑で厳選して収穫された葡萄は2007年に新設された醸造所で選別され、果皮や種の収斂性のあるタンニンを出さないように葡萄の実は潰さないまま除梗機で100%除梗され、そのまま地上階にある醗酵タンクへ重力によって運ばれます。アルコール醗酵には白はステンレスタンク、赤はコンクリートタンクを使います。コンクリートタンクはアンリ グージュ氏の時代に造られた古いものが使われており、内部には酒石酸がびっしり付着しています。このコンクリートタンクはタンク上部が開いている開放桶ではないのでアルコール醗酵の際に発生するガス(二酸化炭素)がタンク内部に溜まりやすく、醗酵作用がゆっくりと進むので、じっくりと葡萄から色とアロマを引き出します。櫂入れはタンク内に設置されている金網状の機械で行い、ガスによって押し上げられた果皮や種と果汁の接触を増やしてアロマやタンニンを引き出します。その後、新樽率約20%の樫樽に移されマロラクティック醗酵をさせて18ヵ月間熟成されます。とても綺麗な葡萄が取れるのでそのままでも十分透明感がある為、コラージュやフィルターは行わずに瓶詰めされます。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は非常に厳しいヴィンテージで、まず4月上旬に霜が降りたことから始まり、雨が多い影響からベト病に苦しめられ、さらにウドンコ病の対策にも追われて畑仕事はとても大変だった。収穫時にはボトリティス菌も発生していたが、選別作業に力を入れたので収穫された葡萄のクオリティには満足している。色調は思ったよりもしっかりしており、スパイシーな果実味でアペラシオンらしい骨格とタンニンは健在だが、全体的に例年よりも軽やかな味わい。2007、2011、2014年のようなヴィンテージで典型的なブルゴーニュらしく早めに飲み頃が来るだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・レ・ダム・ユゲット(アンリ・グージュ)
¥8,580
●生産者:アンリ・グージュ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:ブルゴーニュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。ブルゴーニュ ルージュには数年前まで2つの区画の葡萄が使われており、その1つが「Les Dames Huguettes(レ ダム ユゲット)」で現在はこちらの区画をオート コート ド ニュイ ルージュ、残りのもう1つの区画をブルゴーニュ ルージュとして2つのキュヴェに分けています。ニュイ サン ジョルジュ村から西に向かった丘の上部にある区画で広さは約0.86ha、石が多く散らばる赤い粘土石灰質土壌で樹齢は約40年、新樽約15%で醸造を行っています。スパイシーな赤い果実の香り、タッチは柔らかくジューシーな果実味でエレガントさも兼ね添え、バランスの良い仕上がりになっています。 【アンリ・グージュ ~ブルゴーニュ地方ニュイ・サン・ジョルジュ村~】 第一次世界大戦後、父親より9haの畑を譲り受けたアンリ グージュ氏は1925年にドメーヌを設立し、マルキ ダンジェルヴィル氏やアルマン ルソー氏らと共にその時代に蔓延していた粗悪なブルゴーニュワインを無くす為にINAOを設立し、区画やクラスを決める際、自分たちの畑があるニュイ サン ジョルジュとヴォルネーには自己贔屓をしないようにグラン クリュを設定しませんでした。アンリ氏の孫のピエール氏、クリスチャン氏がそれぞれ畑と醸造を担当してドメーヌを運営していましたが、ピエール氏が定年を迎えたため、現在はその息子のグレゴリー氏が中心となって、ニュイ サン ジョルジュのみ15haの畑でワイン造りを行っています。 昔からコート ドールの傾斜が急な畑では、雨が降った後に土が流れてしまうという問題がありました。これに対し、ピエール氏は1975年に葡萄の木の列の間に芝生を植える方法を生み出しました。これは降雨後の土地の侵食を防ぐだけでなく、雑草が生えるのを抑える働きもありました。また、丈の高い雑草が生えない為に畑の通気が良く、カビの発生を抑制する効果もありました。さらに、芝生があることで葡萄の根は横ではなく下に向かって伸びるため、地中深くの養分を吸収することができ、結果としてテロワールを明確に表現することができました。また、徐々に畑をビオロジック(有機栽培)に変えてきていて、2008年から100%ビオロジックになりました。 畑で厳選して収穫された葡萄は2007年に新設された醸造所で選別され、果皮や種の収斂性のあるタンニンを出さないように葡萄の実は潰さないまま除梗機で100%除梗され、そのまま地上階にある醗酵タンクへ重力によって運ばれます。アルコール醗酵には白はステンレスタンク、赤はコンクリートタンクを使います。コンクリートタンクはアンリ グージュ氏の時代に造られた古いものが使われており、内部には酒石酸がびっしり付着しています。このコンクリートタンクはタンク上部が開いている開放桶ではないのでアルコール醗酵の際に発生するガス(二酸化炭素)がタンク内部に溜まりやすく、醗酵作用がゆっくりと進むので、じっくりと葡萄から色とアロマを引き出します。櫂入れはタンク内に設置されている金網状の機械で行い、ガスによって押し上げられた果皮や種と果汁の接触を増やしてアロマやタンニンを引き出します。その後、新樽率約20%の樫樽に移されマロラクティック醗酵をさせて18ヵ月間熟成されます。とても綺麗な葡萄が取れるのでそのままでも十分透明感がある為、コラージュやフィルターは行わずに瓶詰めされます。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は非常に厳しいヴィンテージで、まず4月上旬に霜が降りたことから始まり、雨が多い影響からベト病に苦しめられ、さらにウドンコ病の対策にも追われて畑仕事はとても大変だった。収穫時にはボトリティス菌も発生していたが、選別作業に力を入れたので収穫された葡萄のクオリティには満足している。色調は思ったよりもしっかりしており、スパイシーな果実味でアペラシオンらしい骨格とタンニンは健在だが、全体的に例年よりも軽やかな味わい。2007、2011、2014年のようなヴィンテージで典型的なブルゴーニュらしく早めに飲み頃が来るだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2018ラドワ・ブラン(メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
¥11,440
●生産者:メオカミュゼ・フレール・エ・スール ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:ヴィラージュ ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス シャルドネ種100%。標高300m以上の斜面に位置する「Bois de Grechon(ボワ・ド・グレション)」の区画の買い葡萄をドメーヌの白と同じように醸造。単一区画の葡萄のみで醸造しているため、本来ならばラベルに区画名を入れることができるのですが、申請上の手違いで2018年ヴィンテージは区画名を入れることができませんでした(2019年は入る予定)。以前入荷したことがあるラドワ1級とは別ワインになります。買い葡萄のため畑の詳細情報は現在非公開です。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~フレール・エ・スール~ 1級畑のワインは畑作業、醸造全てをドメーヌが行い、ヴィラージュのワインはお互いを理解しあえる生産者を選び、夏季剪定から醸造までをドメーヌのスタッフが行います。ブルゴーニュ ルージュとブルゴーニュ ブランは良質の葡萄を作るいくつかの生産者と業務提携を結び、葡萄または葡萄果汁を購入してドメーヌで醸造し、最後に1つのキュヴェにまとめるので、アサンブラージュの腕が光っています。 ~ドメーヌによる2018ヴィンテージに対するコメント~ 2018年は春から暖かく早熟で霜の心配はなかったが、5月末から6月頭に掛けて雨が多く降った影響でベト病が発生してしまった。また、一部の畑では雹害もあったが、6月以降は天候が回復して気温も上がり畑はとても乾燥した。地中には水分が十分に蓄えられていたので乾燥による水不足に悩まされることもなく、8月末には収穫を迎えることができた。収穫期間中は天候が良かったので素晴らしい健康状態の葡萄を収穫することができた。なめらかなテクスチャーときめ細やかさもあり、テロワールが良く表現されている。若いうちから飲むこともできるが熟成させたいヴィンテージでもある。近年では2015年と比較できるが、2015年ほど葡萄が熟成して甘くなったわけではなく、2018年のほうがバランスが取れている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021ヴォーヌ・ロマネ1級レ・ボーモン(メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
¥41,800
SOLD OUT
●生産者:メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。香りは少し控えめで最初に黒い果実の香りが感じられ、追って木の香りや胡椒の香りが現れる。包み込むような舌触りのたっぷりとした味わいだが、タンニンはどちらかというと引き締まっており余韻は長い。ポテンシャルがあるのは明らかだが、現状は少し閉じていてその実力が発揮されるまでには時間が掛かる。2028年から2029年くらいに飲み始められるようになるだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~フレール・エ・スール~ 1級畑のワインは畑作業、醸造全てをドメーヌが行い、ヴィラージュのワインはお互いを理解しあえる生産者を選び、夏季剪定から醸造までをドメーヌのスタッフが行います。ブルゴーニュ ルージュとブルゴーニュ ブランは良質の葡萄を作るいくつかの生産者と業務提携を結び、葡萄または葡萄果汁を購入してドメーヌで醸造し、最後に1つのキュヴェにまとめるので、アサンブラージュの腕が光っています。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は2月から3月に掛けての気温はとても高く、早くも葡萄畑が活動し始めた。ただ、この早熟傾向が仇となり、4月6~8日にかけての霜で多くの畑に被害が出てしまった。場所によって差はあるものの、2016年を上回るような大きな被害があり、いくつかのアペラシオンではワインが造れないほどになってしまった。5月は雨が多かったが、6月は反対に夏のような天候で葡萄の成長は爆発的に進んだ。6月末には再び雨が多くなり、7月には嵐も訪れた。その影響でベト病やウドンコ病のリスクが出始めたが、8月や9月の天候は比較的穏やかで収穫は9月20日頃から開始した。葡萄の成熟状態は全体的にまとまっており、腐敗などもそこまで広がらなかったので選別はしっかりできた。収穫量は非常に少なく、収穫にも時間は掛からなかった。霜の影響と雨が多かったことで自然糖度は12.4度と前年よりも低く、葡萄の房も大きかったのでジュースの比率が高く色調は近年では淡いほうで醸造段階でも2021年は柔らかく分かりやすいということが垣間見えた。クラシックなヴィンテージという言葉を選ぶ要素はいくつもあり、繊細さは30年前のブルゴーニュを彷彿させるようだ。しかしながら寒かった年というわけではなく、葡萄の成熟はしっかりしていた。2018年から3年続いた暑く凝縮したヴィンテージは2021年で一旦終わり、ワインの重たさが少し気掛かりな2018~2020年だが2021年にはその心配はない。2021年に類似するようなヴィンテージと言えば2007年は同じような側面があるし、1992年、2017年も少し似ているだろうか。2021年は輝かしいグレートなヴィンテージではないかもしれないが、優しくてとても分かりやすい、早くから楽しめるヴィンテージになっている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021シャンボール・ミュジニー1級レ・シャルム(メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
¥36,226
●生産者:メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。2020年ヴィンテージから新しく造り始めたキュヴェでドメーヌの従業員の家族が所有している畑の葡萄を購入して醸造している。 2021年は、プルーンのような良く成熟した黒い果実の香りに甘草や材木、スモークした香りも感じられ、リッチで開いたアロマは早く飲みたい衝動を掻き立てる。口当たりも同様にリッチでたっぷりとしている。驚くほど広がる旨味、優しい舌触りと繊細なタンニンはいかにもシャンボールらしい気品を感じさせ、その実力を遺憾なく発揮している。力強さの中にも包み込むようなシャンボールらしさがあり、素晴らしいポテンシャルを感じさせる。2027年から2037年の間には飲み頃が来るだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~フレール・エ・スール~ 1級畑のワインは畑作業、醸造全てをドメーヌが行い、ヴィラージュのワインはお互いを理解しあえる生産者を選び、夏季剪定から醸造までをドメーヌのスタッフが行います。ブルゴーニュ ルージュとブルゴーニュ ブランは良質の葡萄を作るいくつかの生産者と業務提携を結び、葡萄または葡萄果汁を購入してドメーヌで醸造し、最後に1つのキュヴェにまとめるので、アサンブラージュの腕が光っています。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は2月から3月に掛けての気温はとても高く、早くも葡萄畑が活動し始めた。ただ、この早熟傾向が仇となり、4月6~8日にかけての霜で多くの畑に被害が出てしまった。場所によって差はあるものの、2016年を上回るような大きな被害があり、いくつかのアペラシオンではワインが造れないほどになってしまった。5月は雨が多かったが、6月は反対に夏のような天候で葡萄の成長は爆発的に進んだ。6月末には再び雨が多くなり、7月には嵐も訪れた。その影響でベト病やウドンコ病のリスクが出始めたが、8月や9月の天候は比較的穏やかで収穫は9月20日頃から開始した。葡萄の成熟状態は全体的にまとまっており、腐敗などもそこまで広がらなかったので選別はしっかりできた。収穫量は非常に少なく、収穫にも時間は掛からなかった。霜の影響と雨が多かったことで自然糖度は12.4度と前年よりも低く、葡萄の房も大きかったのでジュースの比率が高く色調は近年では淡いほうで醸造段階でも2021年は柔らかく分かりやすいということが垣間見えた。クラシックなヴィンテージという言葉を選ぶ要素はいくつもあり、繊細さは30年前のブルゴーニュを彷彿させるようだ。しかしながら寒かった年というわけではなく、葡萄の成熟はしっかりしていた。2018年から3年続いた暑く凝縮したヴィンテージは2021年で一旦終わり、ワインの重たさが少し気掛かりな2018~2020年だが2021年にはその心配はない。2021年に類似するようなヴィンテージと言えば2007年は同じような側面があるし、1992年、2017年も少し似ているだろうか。2021年は輝かしいグレートなヴィンテージではないかもしれないが、優しくてとても分かりやすい、早くから楽しめるヴィンテージになっている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021ジュヴレ・シャンベルタン(メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール)
¥13,346
SOLD OUT
●生産者:メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:ヴィラージュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。摘房からはドメーヌで行っています。畑は村の北寄りの「En Champs (アン シャン)」と「Village (ヴィラージュ)」の区画に位置しています。葡萄の樹齢は40年以上で果実味、酸味のバランスが良く、しっかりとしたタンニンと飲み応えがあります。 2021年は、煎ったような還元香が少し感じられて最初の香りは控えめだが、少し時間が経つとスグリやコケモモのような赤い果実の香りが漂ってくる。さらに空気に触れさせると果実の香りに溶け込んだ樽のニュアンスも顔を出してくる。たっぷりとした果実味に包み込むような舌触り、フレッシュながらもエネルギッシュで活力のある味わい。アフターにジュヴレ シャンベルタンらしい力強さも感じることが出来る。現状では香りよりも味わいのほうがたっぷりとしているので、全体的なハーモニーが出てくるようになるまで、8~12年くらい熟成させるのがい いだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~フレール・エ・スール~ 1級畑のワインは畑作業、醸造全てをドメーヌが行い、ヴィラージュのワインはお互いを理解しあえる生産者を選び、夏季剪定から醸造までをドメーヌのスタッフが行います。ブルゴーニュ ルージュとブルゴーニュ ブランは良質の葡萄を作るいくつかの生産者と業務提携を結び、葡萄または葡萄果汁を購入してドメーヌで醸造し、最後に1つのキュヴェにまとめるので、アサンブラージュの腕が光っています。 ~ドメーヌによる2021ヴィンテージに対するコメント~ 2021年は2月から3月に掛けての気温はとても高く、早くも葡萄畑が活動し始めた。ただ、この早熟傾向が仇となり、4月6~8日にかけての霜で多くの畑に被害が出てしまった。場所によって差はあるものの、2016年を上回るような大きな被害があり、いくつかのアペラシオンではワインが造れないほどになってしまった。5月は雨が多かったが、6月は反対に夏のような天候で葡萄の成長は爆発的に進んだ。6月末には再び雨が多くなり、7月には嵐も訪れた。その影響でベト病やウドンコ病のリスクが出始めたが、8月や9月の天候は比較的穏やかで収穫は9月20日頃から開始した。葡萄の成熟状態は全体的にまとまっており、腐敗などもそこまで広がらなかったので選別はしっかりできた。収穫量は非常に少なく、収穫にも時間は掛からなかった。霜の影響と雨が多かったことで自然糖度は12.4度と前年よりも低く、葡萄の房も大きかったのでジュースの比率が高く色調は近年では淡いほうで醸造段階でも2021年は柔らかく分かりやすいということが垣間見えた。クラシックなヴィンテージという言葉を選ぶ要素はいくつもあり、繊細さは30年前のブルゴーニュを彷彿させるようだ。しかしながら寒かった年というわけではなく、葡萄の成熟はしっかりしていた。2018年から3年続いた暑く凝縮したヴィンテージは2021年で一旦終わり、ワインの重たさが少し気掛かりな2018~2020年だが2021年にはその心配はない。2021年に類似するようなヴィンテージと言えば2007年は同じような側面があるし、1992年、2017年も少し似ているだろうか。2021年は輝かしいグレートなヴィンテージではないかもしれないが、優しくてとても分かりやすい、早くから楽しめるヴィンテージになっている。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022テラス・ド・ギレム・メルロー<ペイ・ドック>(ムーラン・ド・ガサック)
¥1,430
●生産者:ムーラン・ド・ガサック ●産地:フランス╱ラングドック地方 ●格付:ペイ・ドック ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス メルロー種100%で土壌は砂岩石灰質と泥灰土で葡萄の樹齢は25年以上になります。同じくステンレスタンクで醗酵、熟成させます。濃厚な果実味でバランスが良く、少しスパイシーながらも丸みがあって深みも感じられるワインです。 【ムーラン・ド・ガサック ~ラングドック地方ヴィユヴェラック村~】 フランスワインの約40%を生産するこの地方は、多彩な土壌と地中海性の温暖な気候の恩恵によって数多くの葡萄品種が栽培されています。市場に出回っている殆どのヴァン ド ペイがこの地方で造られますが、葡萄の成長が順調すぎて酸や深み、複雑味に欠け、アルコール過多のスッキリ感のないワインが多いのが現状です。一方、このドメーヌはモンペリエの町から内陸に20kmの所にあり、標高500mのガサック渓谷の影響で寒暖の差が激しく、それが葡萄の酸と糖分のバランスをとり、各品種に独自の特徴を持たせるので、シンプルさと複雑味を兼ね添えた飽きることのないワインを造っています。 1970年に革手袋の製造業者であった現当主のエメ ギベール氏がエイニナン近郊の農場を購入しました。そこを訪れたボルドー大学の地質学教授アンリ アジャベール氏に「ここの恵まれたテロワールは独特のものを持っていて、素晴らしいワインが出来る」と評され、当時シャトー マルゴーの再建に尽力した同大学のエミール ペイノー教授に指導を仰いで1978年にマス ド ドーマス ガサックを造りました。そのワインはイギリス、フランスのワインジャーナリストが新聞紙上でシャトー ラフィットやシャトー ラトゥールと比較対照したことで有名になりました。テラス ド ギレムはエメ氏が伝統のワイン造りを信念に日常的に飲めるワインとして醸造しています。 7000以上の小さな区画に殆どがクローンではない、オリジナルの古木が植えられていて、ラングドックの太陽の恵みや地中海から来る沃土などが葡萄に様々な要素を与えています。土壌は粘土石灰質を主として、砂質、赤土、塵質、珪素など、植えられている品種によって様々です。醗酵、熟成共にステンレスタンクで行われます。 *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2021 IGPヴォークリューズ・ブラン・スザンヌ(デ・ザムリエ)
¥2,200
●生産者:デ・ザムリエ ●産地:フランス╱コート・デュ・ローヌ地方 ●格付:IGP ●容量:750ml ●タイプ:白 ●インポーター:株式会社フィネス パトリック氏がヴェルマンティーノ種100%のワインを飲む機会があり、とても美味しかったので自分の畑にもヴェルマンティーノ種を植えてみたという遊び心から造られたワインで2013 年が初醸造。ヴィンテージによって葡萄品種の割合は変化しますが基本的にはルーサンヌ種30~50%、ヴェルマンティーノ種40~50%、ヴィオニエ種10~20%になります。柑橘系の爽やかな香りが豊かでフレッシュな酸味と果実味、アルコール感もあまり感じさせないステンレスタンク醸造らしい軽やかな味わい。喉が渇いたときにゴクゴク飲んでいただきたいワインです。2014年ヴィンテージから裏ラベルにビオロジックのABマークが記載されています。 【デ・ザムリエ ~コート・デュ・ローヌ地方ヴァッケラス~】 コート デュ ローヌ地方、ヴォークリューズ県のサリアン村とヴァケラス村の境界線に位置するこのドメーヌは、1928年に最初の葡萄の木が植えられたところから始まりました。農業技師であり醸造学者でもあったオーナーのジョスラン シュツィクイェヴィッツ氏は伝統を重視したワイン造りを営んでいましたが、1997年に交通事故で惜しくも他界され、氏の右腕として1991年から働いていたパトリック グラ氏が生産、販売を引き継ぐことになりました。 所有畑は約22ha、ヴァケラスとコート デュ ローヌの畑は粘土石灰質の土壌に小石が散らばり、レ オート テラスの畑はこれらよりも標高が低く、川が近いことから粘土と砂の混合土壌で、小砂利が散らばっています。日差しが強く、ミストラルという北風が強く吹くので非常に乾燥していますが、小石が太陽熱を蓄え、放熱するので葡萄は豊かな風味を得ることができます。グルナッシュの木はゴブレ方式、シラーはコルドン ロワイヤル方式で仕立てられ、樹間を約1m、1株当たり房数を4~7房に制限することで空気の循環を良好にし、病害から守るとともに収量を抑制して質の高い葡萄を作っています。除草剤も現在は使用していません。 栽培されているのは、グルナッシュ種、シラー種、カリニャン種、サンソー種など多品種に渡ります。シラー種100%のレ オート テラスを除いて、グルナッシュ種主体ではありますが毎年セパージュは変化します。収穫は全て手摘みで葡萄が十分に熟してから行なわれ、醸造は品種ごと行なう伝統的な手法で、コンクリートタンク。『清潔だがワインがくつろげないステンレスタンクより、僅かながら外気に触れることでワインが穏やかになるコンクリートタンクを使う』という、ワインに対する優しさはパトリック氏の人柄そのもので、灼熱の太陽とミストラルが吹く大地でできたワインとは思えないほど、エレガントで深みがあります。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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