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2022ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・ミュルジュ(メオ・カミュゼ)
¥38,134
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。東向きの砂のように細かい土壌の区画を約0.75ha所有し、葡萄の木は1965年から1972年の間に植えられました。ビスケットのような甘い香りとブラックベリーのような黒い果実の力強く野性的なアロマ。ハッキリとしたストラクチャーがあり鉱物的なミネラル分も感じられ、肉厚かつ凝縮した味わいが口の中に広がって余韻のタンニンも非常になめらかで繊細です。 2022年は、アロマは「ニュイ サン ジョルジュ 1級 オー ブドー」よりも黒く濃いイメージを連想させる。この2つのワインは良く比較されるが、こちらのほうがよりスパイシーでメントールのようなニュアンスを感じ、黒い果実や甘草も香りも感じられ、開けたてから複雑さを持ったワインだと気付かせてくれる。豊かで濃密かつ引き締まりのある素晴らしい舌触り。直線的な面もあるが、香りよりも強く印象付けられる果実味が彩りを与えている。アフターは緻密だがとても長い。非常に良く出来たワインで威厳さえ感じられる。現状でもその力強さと満ち溢れた味わいは真価を発揮しつつあるが、数年待てば様々な要素が同化して複雑さも出てくるだろう。理想を言えば2034年より前に開けるべきではない。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~ドメーヌによる2022ヴィンテージに対するコメント~ 4~5月は日照量が多く乾燥して葡萄の成長は早かった。開花期は何の問題もなく過ぎて早い収穫時期と例年通りの収穫量を期待することが出来た。6月は全体的には天気が良かったが、雨が降ったことで少し乾燥は治まり、特に6月末に大雨が降ったが幸い雹や洪水の被害はなかった。その後は暑く乾燥して8月中旬には猛暑になってストレスで葡萄の成熟が止まったこともあったが、収穫は素晴らしいコンディションで8月29日から開始。収穫された葡萄のクオリティは高く、房も大きすぎず均等に成熟していて選別もほんの少しで済むくらい健康状態も良かった。醸造においては何ら問題はなく、人の干渉はかなり少なくて済んだ。ただ、葡萄の実は水分で満ちていたわけではなかったので収穫量に対するジュースの割合は平均よりも少なかった。2022年のワインは最初からとても柔らかかったので醸造中はエネルギーが不足した平坦な味わいになってしまうのではないかと思っていたが、現在では力強さとストラクチャーが出てきており、完璧と言っても差し支えないほど素晴らしいワインになってきている。頻繁に見られる現象ではないが、カーヴでの熟成段階そして瓶詰後でも様々な要素がワインにいい溶け込み方をしている。2020年のような甘く重いヴィンテージにはならず、2019年よりもバランスはあるがそこまで凝縮しておらず、ストラクチャーがあって興味深いヴィンテージとなっている。1999年に近い印象があるが、近年では2016年に最も近いイメージでスーチラージュをしっかり行い澱を除くことでワインが早く開くようにコントロールをしている。いつ飲んだら良いかという質問に答えるのは難しいが、2022年ヴィンテージはこの先熟成していくことを考慮しても、いつ開けてもある程度の飲みやすさは失わないだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・ブード(メオ・カミュゼ)
¥38,134
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:1級 ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。ヴォーヌ ロマネのアペラシオンに隣接する、東向きの日当たりの良い斜面という理想的な場所にある約0.5haの区画で地表、地中ともに小石が多く、1950年代初めと1960年代中ごろに植えられた葡萄の木からは小さくて凝縮した葡萄が取れます。丸く柔らかな口当たり、個性的で威風堂々とした力強さとエレガントさがバランス良く調和しています。ジャン ニコラ氏曰く、余韻に物足りなさを感じていたので近年は少し梗を残してタンニンやミネラルをより強く表現できるようにしています。 2022年は、サクランボの香りと洋菓子のようなアロマの中にとても魅惑的なブーケを感じ、非常にお腹が空く香りを放っている。軽くスモークやスパイス、紅茶のようなニュアンスも感じられ、香りに複雑さを与えている。口当たりもとても素晴らしく、タンニンは優しくたっぷりとした豊かな舌触りで口の中で味わいが広がる。アフターにやや引き締まりを感じるが、鋭さや厳しさは感じられない。いつも通り、飲みやすくもコクのあるワインなのでまだまだ良くなっていくので、2030年までは待ったほうがいいだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~ドメーヌによる2022ヴィンテージに対するコメント~ 4~5月は日照量が多く乾燥して葡萄の成長は早かった。開花期は何の問題もなく過ぎて早い収穫時期と例年通りの収穫量を期待することが出来た。6月は全体的には天気が良かったが、雨が降ったことで少し乾燥は治まり、特に6月末に大雨が降ったが幸い雹や洪水の被害はなかった。その後は暑く乾燥して8月中旬には猛暑になってストレスで葡萄の成熟が止まったこともあったが、収穫は素晴らしいコンディションで8月29日から開始。収穫された葡萄のクオリティは高く、房も大きすぎず均等に成熟していて選別もほんの少しで済むくらい健康状態も良かった。醸造においては何ら問題はなく、人の干渉はかなり少なくて済んだ。ただ、葡萄の実は水分で満ちていたわけではなかったので収穫量に対するジュースの割合は平均よりも少なかった。2022年のワインは最初からとても柔らかかったので醸造中はエネルギーが不足した平坦な味わいになってしまうのではないかと思っていたが、現在では力強さとストラクチャーが出てきており、完璧と言っても差し支えないほど素晴らしいワインになってきている。頻繁に見られる現象ではないが、カーヴでの熟成段階そして瓶詰後でも様々な要素がワインにいい溶け込み方をしている。2020年のような甘く重いヴィンテージにはならず、2019年よりもバランスはあるがそこまで凝縮しておらず、ストラクチャーがあって興味深いヴィンテージとなっている。1999年に近い印象があるが、近年では2016年に最も近いイメージでスーチラージュをしっかり行い澱を除くことでワインが早く開くようにコントロールをしている。いつ飲んだら良いかという質問に答えるのは難しいが、2022年ヴィンテージはこの先熟成していくことを考慮しても、いつ開けてもある程度の飲みやすさは失わないだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022コルトン・グラン・クリュ・レ・ペリエール(メオ・カミュゼ)
¥66,734
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。2009年ヴィンテージが初リリースの新しいドメーヌ物。東~南東向きの畑で広さ0.68ha、1953~54年に植えられたかなり古木で葡萄の粒は小さく凝縮しています。区画の名前通り石が多い畑で土壌に対する石の割合は約50%、石灰岩、珪石の欠片がたくさんあります。緩やかな斜面の畑で熟したサクランボのアロマが広がり、たっぷりとした味わいですがアフターはタニックで典型的なコルトンです。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 2022年は、サクランボや黒い果実の香り、甘草やスモーク香、ハッカ、ユーカリのような青いニュアンスも感じられ、赤砂糖や木の香りなど実に様々な香りが開いている。口当たりは直線的かつ緻密でフレッシュな舌触り、タンニンが引き締まりを与えているが包み込むような味わいになっている。力強く威厳漂うワインでタンニンも気品があり、バランスは取れてきているように感じるがやはり熟成は必要で、2030年から飲めるようになるだろう。 ~ドメーヌによる2022ヴィンテージに対するコメント~ 4~5月は日照量が多く乾燥して葡萄の成長は早かった。開花期は何の問題もなく過ぎて早い収穫時期と例年通りの収穫量を期待することが出来た。6月は全体的には天気が良かったが、雨が降ったことで少し乾燥は治まり、特に6月末に大雨が降ったが幸い雹や洪水の被害はなかった。その後は暑く乾燥して8月中旬には猛暑になってストレスで葡萄の成熟が止まったこともあったが、収穫は素晴らしいコンディションで8月29日から開始。収穫された葡萄のクオリティは高く、房も大きすぎず均等に成熟していて選別もほんの少しで済むくらい健康状態も良かった。醸造においては何ら問題はなく、人の干渉はかなり少なくて済んだ。ただ、葡萄の実は水分で満ちていたわけではなかったので収穫量に対するジュースの割合は平均よりも少なかった。2022年のワインは最初からとても柔らかかったので醸造中はエネルギーが不足した平坦な味わいになってしまうのではないかと思っていたが、現在では力強さとストラクチャーが出てきており、完璧と言っても差し支えないほど素晴らしいワインになってきている。頻繁に見られる現象ではないが、カーヴでの熟成段階そして瓶詰後でも様々な要素がワインにいい溶け込み方をしている。2020年のような甘く重いヴィンテージにはならず、2019年よりもバランスはあるがそこまで凝縮しておらず、ストラクチャーがあって興味深いヴィンテージとなっている。1999年に近い印象があるが、近年では2016年に最も近いイメージでスーチラージュをしっかり行い澱を除くことでワインが早く開くようにコントロールをしている。いつ飲んだら良いかという質問に答えるのは難しいが、2022年ヴィンテージはこの先熟成していくことを考慮しても、いつ開けてもある程度の飲みやすさは失わないだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022コルトン・グラン・クリュ・クロ・ロニュ(メオ・カミュゼ)
¥71,500
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。畑は東向きの平地で広さは約0.45haで1920年代に植えられた古木から凝縮した少し楕円形の葡萄が収穫されます。甘く熟した黒い果実の香りでガッチリとしていてボリュームがありますが、若いうちは固さがあって10年後に真価を発揮するワインです。 2022年は、最初は良く熟した赤い果実の甘く力強い香りを感じ、その後にスモーク香やフレッシュなニュアンスが素晴らしい香りを引き立てている。口当たりはたっぷりの果肉を感じるかのように丸く包み込むようで、試飲している間もずっと口の中に広がっていく。アフターはミネラル豊かで緻密だが重苦しくはない。果てしない潜在能力は荘厳なワインの系譜を辿っている。現状でも飲めるような誘惑に駆られるが、樽のニュアンスが溶け込むまでまだ時間が必要で、2030年以降なら開けてもいいだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~ドメーヌによる2022ヴィンテージに対するコメント~ 4~5月は日照量が多く乾燥して葡萄の成長は早かった。開花期は何の問題もなく過ぎて早い収穫時期と例年通りの収穫量を期待することが出来た。6月は全体的には天気が良かったが、雨が降ったことで少し乾燥は治まり、特に6月末に大雨が降ったが幸い雹や洪水の被害はなかった。その後は暑く乾燥して8月中旬には猛暑になってストレスで葡萄の成熟が止まったこともあったが、収穫は素晴らしいコンディションで8月29日から開始。収穫された葡萄のクオリティは高く、房も大きすぎず均等に成熟していて選別もほんの少しで済むくらい健康状態も良かった。醸造においては何ら問題はなく、人の干渉はかなり少なくて済んだ。ただ、葡萄の実は水分で満ちていたわけではなかったので収穫量に対するジュースの割合は平均よりも少なかった。2022年のワインは最初からとても柔らかかったので醸造中はエネルギーが不足した平坦な味わいになってしまうのではないかと思っていたが、現在では力強さとストラクチャーが出てきており、完璧と言っても差し支えないほど素晴らしいワインになってきている。頻繁に見られる現象ではないが、カーヴでの熟成段階そして瓶詰後でも様々な要素がワインにいい溶け込み方をしている。2020年のような甘く重いヴィンテージにはならず、2019年よりもバランスはあるがそこまで凝縮しておらず、ストラクチャーがあって興味深いヴィンテージとなっている。1999年に近い印象があるが、近年では2016年に最も近いイメージでスーチラージュをしっかり行い澱を除くことでワインが早く開くようにコントロールをしている。いつ飲んだら良いかという質問に答えるのは難しいが、2022年ヴィンテージはこの先熟成していくことを考慮しても、いつ開けてもある程度の飲みやすさは失わないだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2022クロ・ド・ヴージョ・グラン・クリュ(メオ・カミュゼ)
¥71,500
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。クロ ド ヴジョ城に隣接する場所に約3haの広さを所有しています。樹齢が90年近くになるものが全体の40%もあり、その他も1960年代に植えられたものなど、古木が大多数を占めます。土の深さは40㎝程しかなく、葡萄の根はその下にある母岩を突き抜けて伸びており、様々な要素を土壌から吸収しています。繊細さと複雑さを兼ね添え、とても余韻が長くエレガントなワインです。 2022年は、チェリーやコケモモ、フランボワーズなどの開いた黒い果実の香りを甘草やバニラのような甘い香りが支え、スパイスやスモーク香が少し硬いニュアンスを与えている。口当たりは甘く旨味豊かで繊細かつエレガント、直線的でかっちりしている。アフターはミネラル豊かでやや硬く、樽のニュアンスがまだ溶け込んでいない。とても柔らかなワインだがまだ少し小さく縮こまっていて様々な要素が液体に溶け込むまでに時間が掛かる。まず2026年~2028年の間に一旦飲めるような時期が来ると思うが再度閉じるので、その後は2034年以降に飲めるようになってくるだろう。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 ~ドメーヌによる2022ヴィンテージに対するコメント~ 4~5月は日照量が多く乾燥して葡萄の成長は早かった。開花期は何の問題もなく過ぎて早い収穫時期と例年通りの収穫量を期待することが出来た。6月は全体的には天気が良かったが、雨が降ったことで少し乾燥は治まり、特に6月末に大雨が降ったが幸い雹や洪水の被害はなかった。その後は暑く乾燥して8月中旬には猛暑になってストレスで葡萄の成熟が止まったこともあったが、収穫は素晴らしいコンディションで8月29日から開始。収穫された葡萄のクオリティは高く、房も大きすぎず均等に成熟していて選別もほんの少しで済むくらい健康状態も良かった。醸造においては何ら問題はなく、人の干渉はかなり少なくて済んだ。ただ、葡萄の実は水分で満ちていたわけではなかったので収穫量に対するジュースの割合は平均よりも少なかった。2022年のワインは最初からとても柔らかかったので醸造中はエネルギーが不足した平坦な味わいになってしまうのではないかと思っていたが、現在では力強さとストラクチャーが出てきており、完璧と言っても差し支えないほど素晴らしいワインになってきている。頻繁に見られる現象ではないが、カーヴでの熟成段階そして瓶詰後でも様々な要素がワインにいい溶け込み方をしている。2020年のような甘く重いヴィンテージにはならず、2019年よりもバランスはあるがそこまで凝縮しておらず、ストラクチャーがあって興味深いヴィンテージとなっている。1999年に近い印象があるが、近年では2016年に最も近いイメージでスーチラージュをしっかり行い澱を除くことでワインが早く開くようにコントロールをしている。いつ飲んだら良いかという質問に答えるのは難しいが、2022年ヴィンテージはこの先熟成していくことを考慮しても、いつ開けてもある程度の飲みやすさは失わないだろう。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」より *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2013コルトン・グラン・クリュ・クロ・ロニュ(メオ・カミュゼ)
¥57,200
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。畑は東向きの平地で広さは約0.45haで1920年代に植えられた古木から凝縮した少し楕円形の葡萄が収穫されます。甘く熟した黒い果実の香りでガッチリとしていてボリュームがありますが、若いうちは固さがあって10年後に真価を発揮するワインです。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2016コルトン・グラン・クリュ・レ・ペリエール(メオ・カミュゼ)
¥52,434
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。2009年ヴィンテージが初リリースの新しいドメーヌ物。東~南東向きの畑で広さ0.68ha、1953~54年に植えられたかなり古木で葡萄の粒は小さく凝縮しています。区画の名前通り石が多い畑で土壌に対する石の割合は約50%、石灰岩、珪石の欠片がたくさんあります。緩やかな斜面の畑で熟したサクランボのアロマが広がり、たっぷりとした味わいですがアフターはタニックで典型的なコルトンです。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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2014コルトン・グラン・クリュ・クロ・ロニュ(メオ・カミュゼ)
¥57,200
●生産者:メオ・カミュゼ ●産地:フランス╱ブルゴーニュ地方 ●格付:グラン・クリュ ●容量:750ml ●タイプ:赤 ●インポーター:株式会社フィネス ピノ ノワール種100%。畑は東向きの平地で広さは約0.45haで1920年代に植えられた古木から凝縮した少し楕円形の葡萄が収穫されます。甘く熟した黒い果実の香りでガッチリとしていてボリュームがありますが、若いうちは固さがあって10年後に真価を発揮するワインです。 【メオ・カミュゼ ~ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村~】 このドメーヌは、今世紀初めにコート ドールの国民議会議員であったエチエンヌ カミュゼ氏によって設立され、その後に彼の娘が畑を継ぎましたが、彼女に子供がいなかった為に最も近い親戚であったジャン メオ氏(現当主ジャン ニコラ メオ氏の父親)が畑を相続しました。最初は小作人に仕事を任せ、収量の半分を小作料として受け取って樽でワインを販売していましたが、1985年からドメーヌ元詰で販売を始めました。その後、アンリ ジャイエ氏の指導を受けた息子のジャン ニコラ メオ氏が1989年からドメーヌの仕事を引き継ぎました。 畑の仕事は、以前から小作人として働いていたクリスチャン フロワ氏がそのままドメーヌに残り、これまでの経験を活かしたアドバイスをしながら、一緒に仕事をしています。除草剤などを一切使わない減農薬農法を取り入れていて、剪定や除葉なども行って畑の中の空気循環の状態を良くして乾燥させることによって腐敗を防止し、健康で良質な葡萄を作ることを心掛けています。 収穫は全て手摘みで、選別は畑と醸造所で行います。選別は非常に厳しく行い、腐敗したものはもちろん、未熟果などもすべて取り除きます。葡萄はほぼ100%除梗し、コンクリートタンクの醗酵槽に入れて低温浸漬させ、その後に自然酵母でアルコール醗酵をさせます。特級と1級は100%新樽、その他は約50%の新樽比率で18ヵ月間熟成させ、ノンフィルターで瓶詰されます。こうして、濃縮で繊細な、魅力的なワインが出来上がります。 *実際の商品と画像が異なる場合(ヴィンテージ等)がございます。
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